株式会社beautiful light

事業内容

ゲストハウスアトリエ和音運営

代表者名

三村美香子さん

創　　業

2018年3月

ー株式会社beautiful lightの事業について教えてください。

辰野町の川島で「アトリエ和音」というゲストハウスを運営しています。元々は親子でアトリエとして使おうと思っていた古民家をＤＩＹで改修してゲストハウスにし、宿泊のほかワークショップの開催もしています。ゲストハウスそのものがアート空間になっているのが特徴です。

ー辰野町の魅力はどんなところですか？

一番の魅力は人（情）ですね。移住にあたっては、ＤＩＹイベントの実施など、町の移住定住関係者の方々が熱意をもってサポートしてくださいました。地域の人たちも移住してきた私たちをあたたかく迎えてくださって、とても感謝しています。あとは、とにかく自然環境が素晴らしい！辰野町のフォトジェニックな自然はアーティストが刺激を受けられるものだと思います。

ー創業のきっかけは？

実は、元々ゲストハウスをやろうと決めて移住してきたわけではなく、ＤＩＹイベントを通じて田中友美さん（現在のゲストハウス共同運営者）と出会ったことで、「アトリエ和音」をゲストハウスにしようと決意しました。彼女は英語を話せるので、幅広い国々からのゲスト受け入れに繋がっています。

ー商工会を利用して良かったなと感じるところはありますか？

信州の冬は寒いので、ゲストが心も体も暖まる和やかなひとときを過ごすことができるように薪ストーブを導入したいと思っていましたが、ちょうどそんな時に持続化補助金（※辰野では商工会だけが窓口になっている小規模事業者向けの補助金）というものがある事を知りました。そこで、すぐに商工会に行き、職員の方にアドバイスを貰いながら一緒に経営計画書を作った結果、無事採択され、導入することができました。薪ストーブは料理にも使えるのでイベント開催にも利用でき、本当に良かったです。あとは、ゲーム感覚で経営を実践的に学ぶセミナー（※２０１８年度開催、戦略マネジメントゲームセミナー）に参加しましたが、これも非常に充実した内容でした。

ー今後の目標・展望を教えて下さい

オープンしてからも続いていたDIYがようやく終わったので、今後は辰野町内外問わず、世界からもゲストを受け入れていきたいです。それと、いま「X in Residence」というコンセプトで長期滞在プランを練っています。ここでの「X」というのは未知のもの、人という意味合いです。ある時はあらゆる分野のアーティスト達が集まる創作の場、またある時は“暮らす”を体験したい外国人たちの居所として、様々な「Ｘ」のために使ってもらい、多種多様な「X」に出会えることを楽しみにしています！